受講希望者は18名ということで、今回も定員をオーバーしていましたが、全員受け入れることにしました。この学年の賑やかさは格別で、ゼミの時間の他に も、皆で集まって楽しくワイワイやっていたようです。感想の中にもありますが「こんなに仲の良いゼミは他にはないと思います」とのこと。 聞くところによると、2回生になっても時々集まって思い出話とかしてくれている様です。 うれしいです。
受講生の感想
実験は楽しいなあと改めて気付きました!使ったことのないマイクロピペッターや日頃目にしない器具・装置も見学できて、よい経験になりました。他の学部の1回生と仲良くなったり、院生の方とも話したりできたのもの、少人数のポケゼミならではだと感じました。(Aさん)
最初はやはり知らない者同士ですから、なかなかうち解けない感じが続いていましたが、講義を重ねたり、S君の計画で親睦会を開いたりとしているうちにみんな仲良くなっていき、まさにホームページでみた学生達の感想通りの楽しいものになっていきました。(P君)
ヒラタケもうまく育ち、PCRも判別できそうなぐらいまでにうまくいき、とても楽しいゼミでした。このゼミに入らなければ宇治キャンパスにも行くことがなかっただろうし、とても得るものが多かったです。(M君)
キノコの遺伝のしかた、配偶のしかたなど、キノコについての今までは知らなかったことが分かり、この授業をとった甲斐があったと思います。キノコの性質を利用して、木を分解してそれをバイオマスエネルギーに使うといういわば、生物学的なバイオマスエネルギー生成法について学べたので、バイオマスエネルギーについて多角的に知ることができよかったと思います。(I君)
きのこ学入門ゼミナール楽しかったです!発見がたくさんありました。いままで何気なく食べていたきのこですが、その生態を知ると、ものすごく不思議な生き物(?)だということがわかりました。キノコが新しいエネルギー源を生み出す鍵として研究されている、生存圏研究所の存在もこのゼミでの大きな発見の一つでした。(Mさん)
入学前からポケットゼミには関心があり、京大に入れたら絶対にとろうと思っていました。いざ冊子を見てみると、開講されている講座数も多く、どれにしようか非常に迷いました。特にこのゼミは作文による選抜ありだったので、多少躊躇しました。しかし、前期が終わった今は、思い切って応募し、数あるゼミの中で「きのこ学入門ゼミナール」が受講できてよかったと思います。特に、宇治キャンパスでの実習・施設見学がとても印象に残りました。一回目は午後の授業を休まねばならず、気が進みませんでしたが、宇治に着いてみると、建物は古いけれど研究所という感じがして、なぜか胸がときめき、普段の授業をさぼってでも来てよかったと思いました。(Yさん)
実習では、難しそうな作業も多くあったけど、先生や研究室の院生の方が丁寧に教えて下さったので、何とか作業をこなすことができてよかったです。最後のきのこの収穫の回では、自分のきのこがちゃんと生えているかどうかとても心配だったけど、先生に自分のきのこを渡されたときは嬉しくて嬉しくて仕方なかったです。友達もできてやっと仲良くなれてきたのに前期だけで終わってしまうなんて・・とても残念です。(Yさん)
「きのこ学入門ゼミナール」は、本当に楽しい授業でした。授業内容自体は、結構難しく、理解できない部分も多々ありましたが、きのこを育てるという部分に関しては、非常に興味がもてたので、きのこについて大分理解を深められたと思います。遺伝子の電気泳動などは難しかったです。(S君)
最後のきのこパーティーの日は、今までチームで仲良くなった皆とわいわいできるのも終わりなのだと寂しく感じました。こんなに仲のよいポケゼミは私たちだけだと思います。先生が「このゼミはサークルのように続く」とメールを下さった時は感激しました。また機会があったら是非参加させて下さい。(Iさん)
はじめこのゼミナールを申し込んだとき、薬の研究に役立つかなと思ったのが半分で、もう半分はきのこを自分で栽培できることにとても興味を持って申し込んだのですが、結局終わってみると薬のことなど考えておらず、ただきのこを栽培することだけに夢中になっていたように思います。(U君)
友達も多くでき、遊んだり、泊まりに行ったりと楽しく過ごせよかったと思います。家に持って帰ったヒラタケは、無事2代目を食し、3代目も生まれつつあります。また何か育てるうちに疑問点が出たら連絡するかも知れませんが、そのときはよろしくお願いします。(N君)
きのこについての講義は、僕にとってはやや難解でしたが、きのこの栽培は初めての経験で、非常に興味深いものでした。ゼミの雰囲気はとても良く、毎回行くのが楽しみな授業はこのゼミくらいなものでした。とても楽しかったです。短い間でしたが有り難うございました。(N君)
この講座を通じて何より感動したことは、やはりなかなか触れられない様な貴重ないくつもの機材に触れられたことです。お世話になった先生方、ティーチングアシスタントの方々に、このような素晴らしい機会を与えて下さったことを感謝したいと思います。(G君)
きのこのライフサイクルのところが、一番興味深かったです。今までは単純に胞子がどこかにくっつけば、勝手にはえるものだと思っていましたが、細胞分裂など複雑なことが起きているということを知り、きのこをなめていたと思いました。(G君)
このポケゼミでよかったことは、何よりもメンバーが仲良く楽しく取り組めたところだ。クラスや部活という単位でしか知り合いがいなかったのに、新たに「きのこ」というつながりができた。ポケゼミが終わってもこの縁は大切にしていきたい。(Kさん)
PCRは、作業自体は簡単だったものの扱う試薬が微量で、DNAが増幅していく様子も目に見えなかったので少し分かりづらかったです。でも学生実験では使わないような器具を使わせていただいたのと、見たこともない分析用の機会を見せていただいて、大学の研究を少し覗けたような気がします。(Sさん)
きのこの栽培実習や宇治キャンパスの見学はとても興味深かったです。普段は座学ばかりなので新鮮でした。まだ将来の指針などは明確には決まっていないですが、きのこもいいかもと思えるほど楽しい授業でした。有り難うございました。(F君)
宇治キャンパスの見学も興味深かったです。とても高価そうな実験機器がたくさんあって、「機械のために冷房をかけて、温度のチェックにとても気を遣っている」というのが、ちょっと笑えました。最初にいったときに出していただいたお茶がとてもおいしかったです。あれはやはりいいお茶なんでしょうか?僕は農学部なので、いずれ宇治キャンパスに行くことになる可能性があるので、もっと見学してみたかったです。(T君)